現在、開催中のアートプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO 2014」
そのイベントのひとつ、現代美術作家・椿昇さんと + 室井尚さんの作品「インセクト・ワールド-飛蝗」を観に行ってきました。2001年の横浜トリエンナーレで出会って以来、実に13年ぶりの再会です!
神田のオフィスビル街(旧東京電機大学跡地)に突如現れた、巨大なバルーン製バッタ!
非日常的な空間に圧倒されます!
よく見ると、とても愛くるしい顔をしています。
触角が風でゆらゆらと動くせいか、まるで生きているような感じです。
子供たちも、大喜びでバッタの周りを走り回っていました。
後ろから見ても、とにかく大きい!
しかも、背景のビルの壁面とバッタの羽根の柄が妙にマッチしているような。。。
2001年の横浜トリエンナーレで発表された時は、
ホテルの壁面にバッタがとまっているような形で展示されていました。
フィルムカメラで撮影していたころの写真。。。懐かしい!
今回は、手に触れられる距離で再会することができ、感無量!
流れた歳月のせいか、バッタもちょっとお疲れ気味?だったのが気になるところです。
2回も会えたということは、3回目の再会もあるかもしれない!と信じて、
次の機会を楽しみに待ちたいと思います。
ちなみに、、、
9月に同じ会場で開催された現代美術作家・パトリシア・ピッチニーニさんの気球彫刻作品「Skywhale」。
こちらは、夕方の係留飛行。
気球作品が徐々に膨らみながらゆっくりと空に舞う姿は、
まさに生命が宿る瞬間のようで、ただただ黙って見守ってしまう感動的な体験でした。